自治体の方へ

地域における高年齢者の雇用・就業機会の確保

生涯現役地域づくり環境整備事業

 人生100年時代を迎える中で、働く意欲のある高年齢者がその能力を発揮し活躍できる環境を整備していくことが必要であり、特に今後は、企業内での雇用だけでなく、高年齢者のニーズに応じ地域において高年齢者が活躍出来る多様な雇用・就業機会を創出する取組の推進が重要となってきます。       

 このため、厚生労働省では、地域福祉や地方創生などの分野で既に地域で機能している取組との連携を緊密にし、地域における高年齢者等の雇用・就業支援の取組を持続可能にするモデルづくりや他の地域への展開・普及を図ることにより、多様な雇用・就業機会を創出することを目的として、令和4年度より「生涯現役地域づくり環境整備事業」を実施しています。

 生涯現役地域づくり環境整備事業は、地方自治体等が中心となって構成する協議会へ事業を委託し、地域の特性などを踏まえた高年齢者の雇用・就業機会の創出に寄与する取組を行っており、令和5年度現在、全国で10協議会が事業を実施しています。詳しくは下記をご覧下さい(「生涯現役促進地域連携事業」は令和3年度まで実施していた前身の事業です)。

生涯現役地域づくり環境整備事業(令和4年度~の事業)
生涯現役促進地域連携事業(平成29年度~令和3年度までの事業)

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シルバー人材センター事業

 シルバー人材センター事業では、臨時的・短期的または軽易な就業を希望する高年齢者に就業機会を提供することで、生きがい就労の実現や活力ある地域社会づくりに役立っています。

 シルバー人材センターは全国に約1,300団体あり、約70万人の会員がいます。企業や家庭、官公庁からシルバー人材センターに仕事を発注し、シルバー人材センターから各会員に仕事を依頼し、各会員がそれぞれ仕事に従事します。

 会員がこれまでに培ってきた経験や知識・技能等を活かし、地域の公園の管理業務、保育所における補助業務、庭木の手入れなど様々な業務に従事しています。

 シルバー人材センターの活用をお考えの自治体の方は、ぜひお近くのシルバー人材センターにご連絡ください。

全国シルバー人材センター事業協会

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厚生労働省